3月15日、西武ドーム。
L−Bs練習試合を見に行きました。
外野席のみの解放で、何だか不思議な空間。
ライオンズのファンは、基本おとなしかったです。
10名ほどのオリファンの方が、固まって応援してました。

相手チームのボードに「赤田」のある光景…

ライトの守備位置に、オリビジユニ#4がいました。

どんな気持になるんだろうと思っていましたが…
ただただ、将吾を応援してた。それだけでした。
打てばうれしい、凡退したら悔しい。
ライオンズの打球が外野に飛んでくると、試合とか点数とかそっちのけで、ボールを追う将吾ばかりを見てる。
でも、だからといって、オリの応援をしてるわけじゃなくて。
ライオンズに点が入れば拍手するし、岸くんが将吾以外のバッターを抑えれば拍手するし。
きっとシーズン始まってからもこんななんだろうなあ、とわかっちゃって、どうしていいのやら。
まあ、練習試合ってこともあって、
将吾の打席ではライオンズファンから思いきり声援がとび(まあ、写真のオリファンの皆さんもコールしてましたけど、本来「赤田」コール〔オリで「しょうご」コールなのは、この日先発してた山本省吾〕のところ、こっちがあまりにしょうごしょうご言うせいか、一回「しょうご」コールになってたなあ)、阿部の打席では、こちらが静かなもんだからか、オリファンの皆様が阿部の歌歌って応援してたりして、すごく不思議な感じでした。
阿部の第一打席でかけられた声は「阿部ちゃん!オリックス戦以外では打ってね!」でした。
でも、将吾の第一打席でかけられた声は「将吾!見返してやれ!」。
トレードで移籍せざるを得なかった選手にかけられるファンの声としては、前者だと思うんだけど…でも、私も思う。
将吾には、
ライオンズ戦でこそ、バリバリに活躍してほしいと。
そうでなければ、あたらしいチームに行った、意味がない。
この日の将吾は、3−1。
岸くんからの最初のヒットと、きちんと犠打。ただし、満塁のチャンスでピーゴロってとこが、将吾らしいっちゃ、らしいけど。
でも、それなりに、仕事はできた。
今でも、移籍は悔しい。ずっとライオンズで将吾を見ていたかった。
けど、新天地で、期待されて仕事場所をもらった。ここから先は、彼本人が自分でそこを、「本当の居場所」にすることが大事。
そうでなければ、意味がない。
ライオンズ戦で、ライオンズの首脳陣が苦虫を噛み潰すような活躍をしてほしい。
心から、そう思う。
一方で、阿部真宏。
この前もちょっと書いたけども。
wikiで経歴を見ていると、彼もやはり、怪我で苦しんでいる間に若手にポジションを奪われ、出場機会に恵まれてなかった様子。
だからこそ、「いいトレードだった」といわれるのだけれども、
将吾がチャンスをもらって結果を出してどうやら開幕スタメンだ、というのに対して、彼の立場はあくまで「保険」。
仮に中村がDHからだとしても、渡辺監督は浅村を使いたくて仕方ないようだし、彼にチャンスが巡ってくる機会は、極めて少ない。
…って考えたら、何か彼のことがすごく気になって仕方ないわけですよ。
なんて言うか…理不尽なような気がして。
いや、きれいごとじゃなくて正直にいうわ。
「保険」のために将吾がだされた、と、思うと、腹立ってしゃーないのよ。
阿部さんには頑張っていただいて、多分、レギュラー奪われるなんて思ってもいない、タイトルホルダー3人組を脅かしてほしいなあ、と、心から思っております。
何かまとまりのないエントリになっちゃいましたけど。
とりあえず、開幕前夜、です。
私の行く場所は、西武ドーム。
涌井さんの好投を楽しみにしてます。
将吾が、京セラのお立ち台に立つことも、期待しちゃってます。
球春到来。
野球が見られる喜びを胸に、今年も球場に足を運ぶのです。