2015年01月29日

突きつけられる現実

※1/29、午前9時過ぎから3時間ほど、未完のブログがアップされていたようです。
申し訳ありません。

出陣式、ということばがどーにも覚えられず、未だに壮行会とか言っちゃうまるまでございます。
しかし寒かったなあ。なんなのあの風。
呑気なあたくしは、まあ時間までスマホで遊んでりゃいいやと、シート張りの準備もせずに行ったんですが、近くに並んだ方が私(ともう一人)の方の分まで場所とってくれなかったら凍えてました。ありがたやありがたや。

今年はブルレジェの御披露目なんかもあり、華やかに始まった出陣式。要領が判らずウロウロしちゃう選手がいるのもご愛嬌。
ちゃんと挨拶しなさいとコーチに怒られる相内誠であった。
つか、その、最前列の移籍ベテラン野手4人組、落ち着きないですよw

お約束のオーナー挨拶、知事のお手紙、市長挨拶とお札の贈呈。
去年はお札もったまんま監督挨拶だったけど、今年はそんなこともなく、選手はいったんはけてインタビューコーナーへ。
担当はQR松島さん。
うん、やっぱ、インタビューならライオンズナイターだわ。
うちの子の良さをちゃんと引き出してくれるもの。

ルーキーちゃんインタ。
目標とする選手を聞かれて、ホークス柳田の名前を出してブーイングされる戸川くんがちょい気の毒。今年の子、チームの先輩の名前ださないんだよねえ。
今回も、はるきちことやまだはるか(ごめん変換できん)の威勢の良さが気持よかったです。

外国人インタ。
とはいえ俊麟ちゃんだけ言葉も立場も違う感じで(外国人扱いだけどルーキーだし)ちょっと寂しそうに見える。
あと、もうちょっと張って喋れるようになるといいね。
通訳さんの日本語も少し心許ない(これは英語の通訳さんにも言える。おそらく、北京語の通訳さんはネイティブさんで、英語の通訳さんは日本人じゃないかと思うんだけど、言葉ができることと、それを人前で判るように伝えることとは別なんだよね…)。
まだちゃんと名前覚えてない(おい)外国人の皆様、一人でも多く戦力になってくれるといいなあ。
あと、俊麟ちゃんやっぱ線細いよ。鍛えなきゃね。

ピッチャーインタ。
岸くん雄星のがみんかめちゃんともみー。
ここはともみーの独壇場。
登場するなり何故かひとりセンターに立ってみたり、岸くんにインタビューしてんのになぜかしゃべりだし以下全員分。かめちゃんのとこではすかしたりもしたけど。
あと、気になったのが雄星。
ウエイトやって体重増やした目的聞かれて「わかんないすけど」っておい。
相変わらずおバカというかなんというか、心配だなあもう。
岸くんは最多勝が欲しいそうで、数字としては(渡辺)SDを越えたいと。ぜひ、実現してほしいものです。

野手インタ。
友哉銀あさむおかわりさんメヒア様あっきー。
ここに出てくるってこと自体がすごいよね友哉。銀がいるのに。
免許落ちたの銀に暴露されてたけど、東スポ既報なのだったw
なぜ、試験必勝法を銀に聞くんだよwww
おかわりさん、いつも数字なんて絶対言わないんだけど、今回珍しく「最低40本」。ちょっと驚きました。
そして、次のメヒア様インタで、なぜかひたすらじっとみつめるおかわりさん。
そのおかわりさんがどういう人か聞かれて「ナカムラセンセイ」だそうです。
あっきーは、開口一番「走ります」。河田コーチもLCで言ってたし、これは至上命令のようですねえ。
ただ、バッティングの波がひじょーに激しい方なので、疎かにならなきゃいいけどな。塁にでないと走れないんだし。
そして、印象的なコンビ2組に挟まれて、空気になっちゃったあさむ、頑張れよ。きみがいないとうちはどうしようもないんだから。

ベテラン、リーダーの括りは、
西口さんまきやん直人ひちょりクリ。
ひちょりが比較的真面目なトークに終始したこともあり、静かな感じになりました。
弄りたがりクリCもこの面子じゃね(^_^;)
西口さん、ぜひ、200勝を。

で…ここからが、今回本当に書きたかった話。

ファーム育成コーチの赤田将吾さんは、全体の3番目に出てきました。
相変わらずの人気を思わせる大きな声援。
しかし、その立ち位置はあくまでファームの(敢えて端的に言えば)下っ端コーチのそれで、次々に出てくる選手たちに埋もれてしまいます。
まあ、でも、そんなことは本人も重々判ってるでしょうけど。

で、うちのチームには、森本稀哲という「選手」がいます。
赤田将吾という「選手」は、同世代の外野手である森本稀哲を相当に意識してました。言葉にだしたこともあります。

どういう巡り合わせなのか。

ベイスターズで居場所をなくしてた稀哲が、ライオンズでそれを取り戻したのと時を同じにして、将吾は選手としての居場所をなくしてしまった。
いや、強引に探せばあったのかもしれない。
しかし、古巣たるライオンズにそれを否定されてしまった。

そして、ひとりはベテラン選手としてチームを下支えしつつ、虎視眈々とレギュラーを狙う。
ひとりは、新米コーチとしての修行を始める。

引退は誰しもが通る道で、次のキャリアのスタートとしては申し分ないポストだとは想うのだけれど、でも。
やはり、主役は、選手だ。当たり前に。

全て終わって、壇上の選手コーチ監督一同は、観客の中をハイタッチしつつ帰って行く。
笑顔でゆっくりファンと交流しながら帰って行くひちょりの、すぐ後ろにいたのが、将吾だった。

俯きがちで、固いその表情を見ていて、わき上がってきた感情を、どう表現すればいいのだろう。

あまりに急展開だった。
割り切ったつもりでもいただろう。
でも。
そこにある、生の現実が、私にはあまりに痛かった。
彼が本当は何を思っていたかなんて、判るはずもないけれど。

そこに選手の彼がいなくても、新しいシーズンは始まる。
彼の魂を引き継ぐ選手がひとりでも多く出てきてくれることを祈って、私は今年も球場に足を運ぶ。


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posted by まるま at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 赤田将吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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