2014年12月06日

記者会見は見る気になれませんでした

糸井を失ったファイターズファンもこういう気持だったんだろうか。
もっとも、あそこのやり方は徹底してるので、それならば仕方ない、という割り切りができるのかもしれません。
中田翔とかも、ごねたり甘えたりが今後出てしまったら、いつでも放出するんだろうな。
大谷だって、いつかはメジャー、が前提みたいだし。

現実を直視するのがいやみたいで、いきなり脱線からはじまったりする。
んでも、松坂と中島に対する気持の違いってなんだろう。
松坂には、「うちの試合では打たせてもらうけど、がんばれよ」って言えるんだけども、
中島に対しては、悔しさとか悲しさとか、なんだろう、負の感情しかわかない。

時間の経過の問題もあるんだろうな。
中島がライオンズを離れたのはわずか2年前。記憶が生々しすぎる。

そういえば、中島の入団騒ぎのとき(多分ヤンクスがどうこうのとき)、上原浩治が中島に対して覚悟が足りないみたいな話をしていて、そんときはちょっと腹立ったけど、今考えると上原の言ってたことのほうが正しかったんだろうな、とか思い返したりしてた。

あ、ただ、今回の件、単純に「また金か」みたいな話だとは思ってないんだよね。

もちろん、アホみたいな契約で金出しすぎなのは間違いなく、そんな金出してまで取る選手か?他の選手の心情はどうよ?とか思いますけどね。
ライオンズなら、中島の存在感を肌で知ってるので、多少金が高くてもやむを得ないだろうって思えなくはないけども、オリの選手からしてみれば、なんでこの2年何もしてないのにそんな金もらえんだよ、って気持にもなりましょうよ。

んだけども、あのボラスを代理人につけて交渉してるんだもの。がめつくなろうと思えばもっと金引っ張れたんじゃないのかなという気もすんだよな。
(もっとも、スーパースターをたくさん扱ってるエージェントだから、この程度の選手ならこれ以上はないか、という落とし所を考えたかもしれないけども)
オリックスというチームが、中島にとって何かと都合が良かったんだと思うんだよな。
騒がれ方も少ない、グラウンドにも慣れてる、地元…。
で、そういうところにも、この人の「不覚悟」みたいなもんが出てるような気がして、そこも何かヤなんだよな。

結局、私も、この状況が咀嚼できずにいて、何か言わずにはいられない感じになってるんですね。
みっともないです、自分が。

ともあれ、ライオンズは、これで本格的に新しい時代を迎えるんだと思います。
かつての栄光はもうどこにもなく。
自前で育てることも、中途半端になってしまっている現況。
勝負事である以上、優勝を目指すのは当たり前ですが、チャレンジャーであることを自覚して、生まれ変わってほしいと思います。
選手もだけれども、首脳陣もフロントも。フロントが。

中島裕之については、この記事でおしまいにしよう。
彼のことを「なかじ」と呼ぶことはもうないでしょう。さようなら。

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posted by まるま at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 埼玉西武ライオンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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