行かなくて正解。石川歩くんの新人王をサポートしただけの、見どころなんもない試合だったようです。
で、途中から、金子誠引退試合@札ドを見てました。
西武ドーム来てくれないみたいだし残念ながら。
華やかな引退試合になりましたけど、やっぱり稲葉の影に隠れてこっそり引退するつもりだったらしいじゃん?
あの人の実績でそんなの許されるはずないのに。
そういうとこがこの人の魅力。
つねにどっか斜に構えてる。でも、やるべきことはすごーくちゃんとやってて一流。格好いい。
今日見てたってさ。辞める必要全然ないのよね。
守れてるし打ててるし打点稼いで仕事出来てる。すごいよ。
今多分探しても映像出てこないと思うけど、なんかの拍子で映像色々検索してた時に、北海道の「FFFFF」っていうファイターズの番組がひっかかったのですね。テーマは「選手の中で結婚したいと思う人は誰ですか」とかいう、ある種の女子歓喜の内容。
そこで、金子誠さん。
「やだよ。野球選手の奥さんなんか。すごい大変じゃん。」
きっぱり言い切りやがった。何だこの格好いいの。
それ聞いた瞬間、この人好きだー!って思ったんですよ。
こんなひねくれた物言いなのに、奥さんが大変だって判ってて感謝してるのが伝わってくるから。
あれ、前書いたのはtwitterだったかこっちだったか覚えてないけど、
野球選手って基本純粋真っ直ぐくんで、それはそれで魅力的だけど、ちょっと物足りなさを感じたりもするんですよ。
そういう中で、自分の立ち位置を斜めから見つつ、ファンの求めてるものを理解して言葉にできる彼の頭の良さって素晴らしい。
http://youtu.be/X7S2CbzCdfs?t=3m55s
この、4分あたりの、「今日は僕のために…」ってのは、ヒロインでの彼の常套句のはず。
どちらかと言うとバイプレーヤーだと自分を認識してたはずの、彼の斜めからの言葉。
でも、今日は本当に彼のためにみんな球場にきてたんだよなあ。
ほんとに格好良かったです。ありがとう、金子誠さん。
戦力外の話は、パ前球団の1回めが出揃ったら触れようと思います…(涙



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金子誠さんは私も大好きな選手でした。
そして(ご存知の?)我が家の長男も、野球にはまり始めた小学校1年生の頃に、「ど真ん中は見逃すのに、ワンバウンドするような球は打ちに行くんだよね。カネコ ナゾって面白いね!」と言ってました。(...「誠」と「謎」の漢字の見分けがつかなかったようです)
そんな長男は...私が今日仕事から帰宅したらライオンズではなく日ハムの試合を見ていました。そして、「金子誠、最後の打席で犠牲フライで打点を上げたんだけどね..金子誠らしい悪球打ちだったよ!」と大喜びをしていました。
私たち親子も、まるまさんと同じく金子誠さんの引退姿を見て惜しむ気持ちになっていると共に...これまでの思い出話しも沢山出て笑顔になってしまっています。
他球団ファンにそんな名残惜しさを与える引退の仕方が出来るなんて...改めて金子誠さんの存在感を感じると共に、心の底から感謝したいなと思いました。
いやあ、さすが息子さん、小学1年生の頃から目の付け所が違いますね(^^)
稲葉さんは稲葉さんで素晴らしい選手ですが、どちらが淋しいかというと金子誠さんの方が淋しいなあ、って思います。
最後に西武ドームに挨拶に来てくれて良かったなあと思いました。