2014年05月14日

ただただ憂鬱な三連敗

函館オーシャンスタジアム。
心配された雨は上がったものの、ひどい強風の上、マウンドが柔らかかったらしく、立ち上がり両投手ともひどく苦労していた。
1回表の大谷も、コントロールは定まらず苦しんでいた。しかし、浅村の気のないピッチャーゴロであっさりダブルプレー。正直、浅村の状況は深刻だと思う。

一方牧田も、強風にあおられてコントロールを乱してランナーを溜めた後、こちらはタイムリーを打たれて先制されてしまう。

その後、風は徐々に収まり、両投手とも本来の投球を取り戻す。
牧田は本来のコントロールで相手を完全に封じ込めていた。
大谷は…150km/h強の直球を当たり前のようにひょいひょいと投げている。それもきれいな真っ直ぐではなく素人目にも判るシュート回転の球。それが効果的に相手を抑えていく。やはりとんでもない選手だ。

ライオンズは5回表、永江のヒットと森本の四球で2アウトながらランナー1・2塁。
大谷が得意、とされている木村の打席ではあったが、この日最速158km/hの速球に差し込まれてファーストゴロ。地方球場なので正確性に疑問はあるが、実際木村が「今までで一番早かった」とコメントしているので、やはり相当なスピードではあったのだろう。

試合が動いたのは7回。
簡単に2アウトを取った後、なんでもないフライを、何故か秋山が見失ってしまう。
落ちたところはセンターとライトの間の浅い位置で、浅村が必死に追いかけて近くに行ってたけど間に合わず。動かない秋山に他の選手も惑わされた格好。誰のグラブにもあたっておらず、これが2ベース判定になってしまう。
さらにそのあとの浅いセンター前ヒット。通常であれば点の入る当たりではないのを、チャージしてきた秋山が弾いてしまい1失点。
まともに守っていれば普通に終わっている回だった。

その後豊田が1失点して結果は3対1だったわけだが、結局は浅村秋山の「気のないプレー」が勝敗を決した形になった。

秋山に関しては、5/4のファーム戦でみた時に、どこか気持の入っていないプレーが見られるような気がして、まだ上げるには早いだろう、と思っていた。悩みの底に落ち切っていて目の前のプレーに集中しきれていない負のスパイラルから抜け出せていない、そんな印象だった。
ただ、前日の試合ではそれなりに結果を出していて、見ている人からも大丈夫だろうという風に見えていたようだったから、それなら大丈夫なのかもしれない、とも思っていた。
で、やはり結果が出ない上に昨日のプレー。
守備が売りの彼があれでは、なんのためにそこにいるのだ、ということになってしまう。
今の状況では、一人で這い上がるのは厳しいだろう、と思ってしまう。
差し伸べる手は、ないのだろうか。

浅村は一体どうしてしまったのだろう。
きっかけは、送球を首に受けてしまい、身体のバランスを崩したことと言われているけれど、その痛みは癒えているのか、癒えているなら崩れてしまったフォームをどうすれば立て直せるのか。
今のままでは仮に打順を中村と入れ替えても、相変わらず中村の四球ばかりが増えるという現象は変わらない。
もっとも、本人にとっては重圧から開放されて楽になって、少しは立ち直れるかも、というメリットはあるかもしれない。
傍から見れば、浅村4番にこだわる時期はとっくに終わっているように見えるが、頑固者の監督はこれからどうするのだろう。

牧田にしてみれば、ひたすら憂鬱なマウンドであっただろう。
投げても投げても味方は点を取ってくれないし、しまいにはエラーにならないエラーで防御率まで落とされてしまう。
野手と投手の信頼関係はどうなってしまうんだ?と危惧せずにはいられない。
1回のタイムリーのあと、あのエラーにならなかった2ベースまで、完璧なピッチングを続けていたのだから。
いくら野球は投手力だといっても、これではどうしようもない。

*****

意図して固めに書いてみました。でも内容は変わんないな(苦笑)
まあ、同じ人間が書いてるんだから当たり前なんだけども。

同時刻、ファームの練習試合もやってたんですけど、お相手がどうも、社会人のチームとしてもあまりレベルの高くないところみたいで(会社が会社なので「野球どころじゃないだろ」という感じもするんですが)、メヒアが打ったー山川が打ったーって言われても、打てない方が問題だろそれって思ってたんですけどね。
ただ、まあ。
確かに大谷はすごい球投げてたしある程度は仕方ないにせよ、ヒットは6本出てるんですから、何とかして欲しかったですよね。まあ、そのヒットも、各回に1本しかでてないんだけど。
なもんだから、やっぱり、メヒアが打った山川が打った、とか聞くと、あげちゃおうぜ、って思ってしまう。
ただまあ、仮に上げたとしても、メヒアはともかく、山川あたりはた〜だ使わないで飾っといて、調子落としてさようなら、な気がすごくするけど。梅ちゃんなんか完全にそうじゃんか。

それにしても、秋山浅村、という、渡辺政権下で頭角を現した若い選手がこうもあっさりダメにされるのはすごいよ。
若い技術のない連中がついてけない、ならともかく、出来ていたことすらできなくなるんだから。
ある意味天才だなあの監督。

って、結局書いてしまって、前半感情抑制してたのが台無しなまま本日終了。


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posted by まるま at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | vs.ファイターズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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