だらだら考えたもんだから時間がどんどんたっちゃって、席がなくて地べたに敷物敷いて見るにしても昨日の天気考えると厳しめな浦和の教育リーグよりは、ゆっくり座って見られる横浜がいいでしょう、ってんで、ハマスタに行ってきたんです。
試合は負けちゃいましたし、色々まだまだ課題はあるなって感じでしたが、今日話したいのは、勝ち負けの話ではないんです。
3.11追悼の意味を込めて、14時46分に黙祷を捧げることになっていた本日のオープン戦なのですが、
実際には6回裏が終わった段階で審判団が協議して、黙祷の時間を設けることになりました。
確か14時40〜43分位の間だったと思います。
試合進行上の事情も分かりますし、2〜3分ずれたくらいで哀悼の気持が薄まるわけではないですし、構わないんですが、やっぱりちょっと引っかかった私は、自分だけでも、ぴったり14時46分にもう一回祈ろうかな、と思って、携帯の時計を眺めていました。
そしてちょうど14時46分。
わあーっという歓声に、思わず顔をあげました。
だから、私は、その弾道を捉えることが出来ませんでした。
本人曰く、「狙っていた」そうです。
その時間を把握して、狙って放り込む中村剛也。
2012年3月11日14時46分。中村剛也は、夢を乗せて、アーチを描いた。
心から、尊敬します。
これからも、皆の希望を載せて、アーチを描いて欲しい。
中村剛也という選手をリアルタイムで応援できることを、幸せに思います。