2014年05月01日

「印象に残る采配」

プロ野球は夢を売る商売です。
それから、勝利を得てこそ理論というのは納得してもらえるものです。

昨日の試合、決して悪い試合ではありませんでした。
大谷一人にやられてる、とか、クリがマークにやられて急降下、とかネガ要素もありましたが、のがみんのピッチングにはらしさが戻りましたし、中郷さんのスイスイピッチングも素敵でした。

そして何より、中村剛也待望の第1号。
その弾道は、誰もが待ちわびた、中村独特の放物線。
停滞してた球場の空気は一気に高まるわけです。

動揺したのか、相手ピッチャー増井はコントロールが全く定まらない。
(まあ、増井が、タイプが全く違うにもかかわらず武田久の劇場癖をそのまま受け継いでる、というのはここではおいておこう)
ストレートで四球を選んだ脇谷のあとの森本にも、まったくコントロールが定まらず、アップアップしてるところにエンドランのサイン…で、とんでもないボール球に手を出さざるを得ないひちょり…。
それでも何とか見切って選んで出塁。1アウト1,2塁。しかし、何時ぶりか判らない位の打席の上本は三振。2アウト。
ここで伊原監督が選んだのは、代打熊代だった。

繋ぐ野球。
確率の野球。
そりゃ、振り回し型のキムよりは、ねばってボールを見切ってくれそうなくましの方が、出塁の可能性は「データ的には」高いんだろう。次のバッターはこちらもしつこいタイプで、しかも只今絶好調の渡辺直人だ。
しかし、くましも、キムも、人間なのだ。
代打を告げられてベンチに下がった後の、痛々しいキムの表情。
もちろん、くましは期待通り粘ってた。カウント3−2。
最後のボールは、その一つ前の見切ったボールとほぼ同じだった。
だけど、振ってしまった。三振。ゲームセット。
もちろん、役割を果たせなかったくましに問題がないとは言わない。何を求められてるかを理解してなかったと言われれば、そのとおりだから。
だけど、「お前が決めろ!」というコールがされる中、ここで、決めてやろうという気持になってしまうのは、まだ若いくましにとって不自然なことではないと思う。
自分の役割を判れ、というのをちゃんと言い聞かせてあったのかも疑問だ。

いや、正直言ってこの試合で一番問題だったのは、4裏、ちゃきがヒットで出た後、相手捕手の悪送球もあってノーアウト三塁まで言ったのに、3・4番が連続三振だったことで、もちろん相手ピッチャー、浦野が良かったこともあったけど、あれじゃ士気が上がりようもなかった、ということだと思う。
だから、9裏だけがどうこう、ではないのだけれど。

どうしても、目立ってしまうんですね。勝てないから。

私は前回の伊原政権を知りませんし、当時の選手たちがどういう傾向だったかも知りません。
だから、前回を知ってる方々が彼を擁護するのにも理由があるんだと思います。それはわかる。
けど、選手だって人間なんですよ。
機械じゃないんだから、確率だけで物事は前に進まない。
事実、オリックスで大失敗してますよね、彼。

なんだかんだ文句言いつつ、自分は渡辺久信の野球に慣れきってたのかもしれません。
ついていけない、というのが正直な気持。
我慢は、本当に4月に終わりますか。
我慢というなら、あなたが動きたいのを我慢していただけませんか。

今すぐやめろ、とは言いません。確率の野球を捨てろとも言いません。
ただ、もう少し、「人の気持」に敏感になって下さい。
選手はあなたの方を見ていますか?


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posted by まるま at 09:29| Comment(0) | TrackBack(1) | vs.ファイターズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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