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ファンなんてね、何にも出来ないんですよ。
応援するったってね、1年144試合、全部球場に駆けつけられるわけもなし、自分にできる範囲は限られる。
分身できる訳でなし、一人でビジターゲームの応援人数を増やせるわけでもない。
そもそも、福岡や北海道にフットワーク軽く遠征できる人って、少数派ですよね。
だからね。
どんなに悔しくても、ファンたる我々が、自分の力でその悔しさを晴らすことは出来ません。
グラウンドに立って戦う選手たちに、託すしかない。
悔しいですよ。
ちょっと涙目になるくらい、悔しい。
これだけ同じ相手にやられてて、惜しかったねいい試合だったね、で済ませられる訳がない。
選手は頑張ってると言われたって、相手も同じプロ、際立った差があるわけでもないんですよ。
相手は、どんなに劣勢でも、必ず勝てると思ってやってます。
こちらは、いくら勝ってても不安を拭いきれない。
この、負のスパイラルを抜け出さない限り、優勝なんか出来っこないよ。
なんとかして下さいよ。
この悔しさを晴らすことが出来るのは、グラウンドにいる選手たちだけ。
胸のすくような試合を見せて下さいよ。
ファンのために、なんて、あえて言わない。
きみらだって、悔しくないはずないだろう。
自分たちのために、必死になって下さいよ。
そうして、勝利を得ることが、結局は私たちの喜びになるのだから。
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と、いかに自分がイタいのかさらけだしてみた。
でもさ、悔しさのあまり選手や首脳陣を罵るのも、それを庇って涙を流すのも、結局は愛の裏返し。
自分ではどうにも出来ない悔しさを持て余してるのは、みんなおんなじだと思うよ。
ファンなんてのは不毛なもんです。
だからこそ、喜びも大きいんだけどね。



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