ある国の王子様がお妃を探してて。
あるとき、旅の途中の、姫を名乗る女性が止めて欲しいと頼んできた。
止めてあげる事にしたけど、ふかふかのお布団の下に真珠のつぶを一粒仕込んでおいた。
翌日よく眠れたかと訊かれた姫は、申し訳なさそうに、背中になにかあたって眠れなかったと答えた。
こんな繊細なのは素晴らしい姫に違いないと、王子様は后に迎えることにした。
っていうあらすじ。うろ覚えですが。
で、どなたか知りませんか?とtwitterで問いかけてみたところ、教えて頂きました。ありがとうございます。
エンドウ豆の上に寝たお姫さま
原典はエンドウ豆だったのですね。
わたしゃ庶民中の庶民なので、こんな神経質な姫とはお近づきになりたくないもんですが。
昨日、例によってテレビの音声切ってライオンズナイター聞いてました。
解説は仁志敏久さん、実況斉藤一美のジュオw
最近すっかり仁志解説にハマってるわたくし、テレビ見るよりラジオ聞いちゃってたりして。
で、今年勝てていない岸くんについて。
自分だけ勝ててないのはさぞかし気になるだろう。岸は感受性豊かで繊細なタイプ。世間では繊細なのは良いことかもしれないが、野球選手は図太さが必要。
そこですかさず一美が牧田ですね、っていったのは笑っちゃいましたけど。
それで、冒頭の話を思い出したのですね。
お姫さまかお前は、と。
この日も、岸姫は、一生懸命王子様に尽くしました。
王子様はこの日、素敵なドレス(1回のヘルマンタイムリー)とダイヤモンド(3回秋山ソロHR)をプレゼントしてくれました。
夜はお城でパーティーです。
ですが、王子様は、スレンダーな岸姫の姿を見ていたくて、何も食べさせてはくれません。
目の前には、美味しそうなシャンパン(3回秋山ソロの後チャンスが続く)やごちそう(5回1アウト満塁)が並んでいます。
それでも、姫は王子様のために、お客様に精一杯美しくにこやかに振舞いましたが、飲まず食わずで立ち続けているうちに、とうとう疲れてきてしまいました。
お客様に声を掛けられ、振り向いた途端によろけてしまいます(6回三振振り逃げで1点)。
それでも、にこやかに振舞おうとしましたが、とうとう、力尽き、うずくまってしまいました。
王様は、そんな姫の姿を見ていいました。
「よくは投げているけど、勝負弱い。勝敗を分けるポイントで甘さが出たり、ミスが出たり。勝つ投手はみんな克服している」。(※ナベコメント・ニッカン)
姫は、涙を流しながらいいました。
「大事なところで打たれてしまうのが今の自分に足りないところ」(スポニチ)
姫…。
去年後半から、ずっとこうなんだよねえ。
昨日もラジオで散々言われてましたけど。
例えば、本来の涌井さんは、前日のように、立ち上がり多少よろけても調子は尻上がり、いざってところで、もうひとつギアをあげられる。
牧やんは、強い精神力の持ち主で、山崎武司のような超ベテランのおっさんにいちゃもんつけられても、これが自分のスタイルだからと超然としていられる。
姫じゃなくてナイト…騎士であってほしいですよ。ダジャレかおい。
いやでも、ねえ。
やっぱり、凛々しい岸くんが見たいんだからさ。
ここでもう一皮向けないと、いつまでたってもひ弱なお姫さま。
実力はあるのだから、いいピッチングはしているのだから、出来ない注文じゃないはずです。
次は、きっちり。頼んますよ。



にほんブログ村