心ない、とは書きたくないかな、今は。
戦っているのですから、すべてフェアにはいかないでしょう。
いろんなことがあるけれど、たとえ負けても、なるべく気持よく帰りたい。
まず、栗山主将の骨折。
こういうリリースが出るくらい、特別なことなのかも知れません。
マメに更新するタイプではないのに、ケガの直後にこうしてすぐメッセージを寄せるあたり、さすがだなあ、と思います。
細川のスイングアピールに激昂していたようですが…
レギュラーシーズン中の復帰は厳しいらしいです。
連続出場も止まってしまいましたが、何より、回復を心から祈っています。
そして9回裏。まさかの、危険球退場。
担架で運ばれた浅村選手、自力で帰宅したそうで(ココらへんは目撃情報なので正確には判らないのですが)、どうやらケガの方は大丈夫のようです。
ただ、心配なのは心理面。ぶつけた方もぶつけられた方も。
頭部死球がきっかけで精神的に立ち直れず、野球人生がダメになってしまう選手が沢山います。
柳瀬投手のメンタルも心配です。
どうか、そういうことが起こりませんように。
異様な空気のまま試合が終了して、音楽も掛からず、ざわついているのに何かしんとしている、そんな中、
小久保選手のヒーローインタビューが始まりました。
途端に、激しいブーイング。
小久保が何言ってるか三塁側通路では分からないほどでした。
基本的にヤジやらブーイングやらはしないしそんなに好きではありません。
ただ、そういうことがあるのもスポーツ観戦だというのも、理解しているつもりです。
けど、昨日の場合、小久保に何か非があるわけではないと思ったんですよね。
ライオンズファンにとって、小久保はホークスっていう相手に対しての「憎しみの象徴」みたいになってる。
すごく判るけど、怒りに任せてブーイングしたところで、堪えるような相手でもないでしょう。
あの状況でヒロインやったことに対する批判もあったけど、會澤選手に対する場合と違ってこちらがホスト。頭にきたからやらない、とか、子供みたいに言えるはずがない。
プレーでね、勝つしか、ないんですよ。
ホークスを倒す。優勝する。
そのために、選手の背中を押しましょう。
あと、相手がいなきゃ、野球はできないよ。


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