9回裏。ほあタソは頑張ったんだけど、色々あって1失点。
杉内は憎ったらしいことにそこそこランナー出しても無失点。
ライオンズは、8番に代打平尾。テキサスヒットで無死1塁。
9番細川が送って、1死2塁。
ここでようやく片岡が本日初ヒットでタイムリー。1−1の同点。1死1塁。
続く栗山の1球目に、田上のスキをついて片岡盗塁。1死2塁。
栗山は、もうちょっとでヒットになりそうだったけどギリギリアウト。でも進塁打。2死3塁。バッター中島。
秋山監督は、ここで、絶対的ストッパー、馬原をマウンドに送る。
そして、球場に流れる、あのイントロ。
最後のワンフレーズで、わざと音が切れる。
「“幸せです”と」
湧き上がるスタンド。打席に立つ中島。そして。
それが、ライオンズファンが望む「キセキ」。
そりゃ、楽勝ペースで試合が進むならそれに越したことはないですが、何せ相手は、あの杉内。
ならば、こんな「キセキ」を望んだっていいじゃない。
そんなことを思いながら、明日も球場に向かいます。